山岳ガイド ミキヤツ登山教室が紹介する、現場からの登山装備、技術論

瑞牆山・三つ峠マルチピッチ 山岳ガイド ミキヤツ登山教室
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コース・行程 |
1日目:河口湖駅〜三つ峠(マルチピッチ)〜小淵沢
2日目:小淵沢〜瑞牆山・大面岩左岩稜 |
内容 2日間クライミングをし続けることが目標 |
三つ峠・フリークライミング
日本のクライミングエリア全体で見ても、5.10台が連続する登り易いマルチピッチルートは少ないのですが、三つ峠では遠藤ガイドのグループによって、数本のマルチピッチフリールートが築かれました。
三つ峠にあるため、1本のピッチ数は4ピッチ〜5ピッチと短いのですが、各ルートが比較的近い位置にあること、下降が容易なため、1日の間に無理なく2〜3本は登れるため、総登攀距離200メートル以上でピッチ数は10ピッチ程度となります。
各ピッチの内容もそれぞれ個性があり、仮にシングルピッチとして登っても十分楽しめる内容があるため、登攀距離だけでなく、クライミングの技術的興味も高いものがあります。
各ピッチのクライミング内容は垂壁のフェースクライミングですが、立体的なムーブを要求されるピッチもいくつかあり、それらがクライミングを飽きさせないものにしています。
予定登攀ルート
岳ルート 岳2ルート 中央カンテダイレクトなど
大面岩左稜線
最終ピッチを除いて、5.10程度のスメアリングを多用したフェイスクライミングのルートです。
下部で藪っぽいところもありますが、概ねすっきりとした内容で、特に上部は高度感荒れるクライミングになります。
最終ピッチはチムニー・オフィズスからパワフルなレイバックとなり、更にそこから大面岩の頂上まで辿ることができ、これによってこのルートが印象深いものになっています。
大ヤスリ岩、十一面岩など、瑞牆山の岩峰群のど真ん中に位置する大面岩。
「クライミング」が、登山の手段の一つであることを思い出させてくれます。
瑞牆山大面岩左岩稜は、5.10前半のフェイスクライミングと、最終ピッチがオフィズスで5.10aのクライミングになります。
5.10b程度がトップロープで登れることが必要です。
参加条件 以下のいずれかの要件を満たす方
・5.10b程度がトップロープで登れる方
・コンスタントに5.10aが登れる方
・クライミングジムでトップロープ5.10c以上、ボルダリング5級程度以上が登れる方 |
費用・集合 |
費用:6万5千円 (他、ご自身の宿泊費8000円+ガイド経費頭割り※参加者の人数によって変わります)
集合:河口湖駅9:00、あるいは小淵沢9:00
※天候次第で1日目と2日目を入れ替える可能性もあります。
・料金説明 ・キャンセル料 ・雨天など、天候不良の場合
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装備 ○・・・必ず必要 △・・・あれば便利 |
○雨具上下
○防寒着(軽いフリースなど)1着
○運動靴もしくは軽登山靴(軽い方が良いです)
△必要であれば着替えの下着やTシャツ(ただし、重くならない程度に)
○ヘッドランプ(手で持つものは使いにくいです)
その他基本的な夏山装備
○40g程度のザック(場合によってはアプローチでのロープの負担有り)
○ハーネス <レンタル有り 500円>
○クライミングシューズ <レンタル有り 500円>
○ヘルメット <レンタル有り 500円>
○120pスリング 1本
○安全環付カラビナ 2個
○ATCなどの確保・下降器
○確保用革製手袋(ホームセンターなどで売っているモノでも構いません。握りやすいモノがよいでしょう)
○行動食(行動中にも気軽に口に運べるもの)
○水筒、1リットル以上は必要です。
△ハイドレーション(効率的な給水はバテ防止に有効です)
○薬品類(日焼け止めなど)
○健康保険証のコピー |
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山岳ガイド ミキヤツ登山教室は、夏山、冬山ともに国内では八ヶ岳、穂高岳、槍ヶ岳、剣岳、北岳、甲斐駒ケ岳など日本全国で、海外ではヨーロッパのシャモニ、ドロミテで山岳ガイド、登
山教室、クライミングスクールを行っています
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