山岳ガイド ミキヤツ登山教室が紹介する、現場からの登山装備、技術論  

 2016・ドロミテ−1 山岳ガイド・ミキヤツ登山教室       
 

山岳ガイド・ミキヤツ登山教室 久野弘龍・加藤美樹
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 ドロミテ2016

 今年のドロミテは例年に比べて気温が低く、天気が安定しない日が多かったのですが、そこはドロミテ。そんな状況でも 天気の安定している時間を狙って、ほぼ予定通りの行動ができました。


 ドロミテでの行動は他のアルプスと違い、車での移動と短いアプローチが基本。
 もちろん山小屋に泊まって翌日クライミングという2日間の行動パターンもあるのですが、山もルートも無限にあるここで は、特に狙ったルートが無い限り日帰りの行動で十分楽しめます。
 今回はそんなドロミテ的な行動を続けることになりました。

 今回のドロミテツアー。
 3回に分けて行いましたが、その内1回目を紹介します。


 2016・ドロミテツアー vol1


6月30日 ベネチア空港集合〜Canazei(ぺニア宿泊)

7月 1日 ファーストセラ (トレンカー・180メートル6ピッチ)

 ドロミテ西部の重要な峠、セラパス。
 ここにある岩峰がセラタワー。T峰〜W峰まであり、T峰は高差も手頃でアプローチも近くてコンディショニングには最適 な場所です。



 3本の岩峰、右からT峰、U峰、V峰
 車を降りて、各タワーへの取りつきまでは15〜30分。最小限の荷物を1パーティに一つのサブザックにいれて、ロープ を背負ってアプローチします。
 トレンカーは凹角を登る6ピッチのルートですが、岩も硬く快適なクライミングが楽しめます。



 ホールドが多い分だけ、傾斜も強い垂直のコーナークラックを登ります。



 取り付きも比較的高いところにあるため、高度感は抜群です。




 全般的にドロミテは下山が意外と悪く、クライムダウンや懸垂下降を交えるファーストセラの下降も同じです。そういう意味 ではドロミテクライミングに慣れるにもちょうど良いコースでした。



 セラタワーからの帰り道
 下の建物がセラ峠。向こうに見える岩峰群が、サッソ・ルンゴ。
 真ん中のギザギザがファイブフィンガーで、今回のドロミテの目標の一つです。
 小さく見えますが、600m〜1000mぐらいの高差があります。





7月2日 シタデイサッシ (セラ峠・ゲレンデ) 天気が安定せず、カンスラから移動 夜Aさんが合流

 シタデイサッシはセラ峠にあるボルダー群。
 高さが10メートル以上の岩塊にショートルートが築かれていて、5〜10分というアプローチ、感動的な景色、そして岩とル ート自体の質の高さから、ドロミテ西部の良いゲレンデとなっています。





 今回は昼頃から天気が悪くなる予報だったので、同ルートを下降しやすいフリークライミングのマルチピッチルートを目指 したのですが、夜間の雨の影響で壁は濡れていたため、このシタデイサッシでのショートルートクライミングとなりました。



 ゲレンデといっても、1ピッチ15メートルから20メートル以上あり、グレードも5c〜6b(5.9〜5.10d)のルートを6本登りまし た。
 


 多少の雨でも登れて、風の抜けが良いため雨が降った後の乾きも早いのでゲレンデとしてはお勧めです。

 昼にはやはり雷雨に見舞われましたが、岩の庇で雨宿りしながら移動し、大して濡れることなく車に戻ることができまし た。


 夕方からは今夜到着するAさんを迎えに久野はベネチアへ移動。夜、Aさんと共にドロミテへ戻りました。


7月3日 チャバッツェ 9ピッチ 300メートル

 昨晩遅くに到着したAさんが合流し、この日はチャバッツェへ。



 チャバッツェは、峠のワインディングロード脇にある、高さ600メートルの壁。中間の歩くことができるバンドによって、上部 岩壁と下部岩壁に分かれていて、一般的には下部のみを登って、バンドを伝って下山します。こんな壁が道路のすぐ脇に あり、アプローチ10分で取り付くことができるのもドロミテの凄さ。



 今回は昨夜到着したAさんのコンディショニングとドロミテの40?50メートルという長いピッチに慣れるためにも比較的やさし いルートから登りました。

 


前日の雨の影響はそれほどなく、快適に登れたのはやはりドロミテの傾斜の強さのためでしょう。



 それでも9ピッチ、高差300メートル、ルート全長400メートルというのは、日本なら剣岳のチンネに相当します。しかしアプ ローチも下山も遥かに楽で、ルートと岩の質も良いというのはやはりかなり恵まれています。





7月4日 ファイブフィンガー 9ピッチ300メートル

 今回のメインディッシュの1つ、ファイブフィンガーの親指を目指しました。天気が安定するという予報に反し、雨には降ら れなかったものの気温がかなり低く、寒いクライミングとなりました。



 ファイブフィンガーはイタリアではチンケディータ。つまり5本歯ですが、登る岩峰が親指である以上、やはりファイブフィン ガーの方が馴染みやすいかもしれません。
 今回は右側の尖った岩峰を登ってきました。



 離れてみれば小さく見えるこの岩峰も下から見たらこのとおり。
 標高差は300mはあり、ルートの全長は400メートル以上にもなります。



 カンテを登るというライン特性上、高度感は抜群で、ドロミテの中でもトップクラスの景色と雰囲気を楽しむことができま す。ルート全体を通して岩の質が良く、しかもほとんどががばホールド。このためほぼ垂直に近い傾斜の割には難しくな く、楽しいクライミングを続けることができます。



 遠くは晴れているのですが、ルート中はガスの中を登ることになりました。
 それが逆に幻想的な景色を見せて暮れました。・・・・しかし寒かった!



 まさにワンダフル、アメイジングなクライミング。



 クライミングは楽しいものだということを教えてくれる、あるいは人によっては思い出させてくれるルートです。




 ドロミテのmust do、don’t missなルートです。



オマケ



 ファイブフィンガーの取りつきまでは、二人乗りの小さな縦乗りゴンドラで向かいます。
 これの乗降自体が山行の核心となる方もいるようです。



ゴンドラのスピードは遅くならないので、乗る時は追いかけて・・・。



・・・押し込まれて。




降りる時は引っ張り出されます。




 イタリア国内で最も働いていると思われるスタッフたちでした。


 



7月5日 ポルドイ・マリアカンテ 10ピッチ300メートル

 今日もやはり気温は低いのですが、しかし天気は安定しました。
 旅行社でのドロミテ観光ツアーで必ず訪れるポルドイ峠は、ここからロープウェイで山頂まで上がることができ、その頂 上はまさにドロミテの展望台。多くの観光客が訪れます。
 今回はそんなポルドイ山頂直下にある高差300メートルの岩壁を、ちょうどロープウェイの真下を登って、山頂駅の手すり を最後のホールドとして柵を越えてクライミングを終えるルートです。



 ルートはロープウェイの頂上駅、その真下にある標高差300メートルの壁です。
 ロープウェイで上がって、ルートまで歩いて下降。クライミングを終えたらそこはロープウェイ駅まで僅か3歩!というお手 軽さ。ルートも岩の質も極上です。



 ドロミテの景色のは、尖った岩峰群だけでなく、岩の大地もその特徴です。
 ケーブルを降りたら、岩場までは歩いて取り付きに向かいます。


 
 今シーズンは気温が低いので、残雪が残っています。
 足場が切られた雪面をフィックスロープを頼りに30メートルほど降ります。



 少し降り始めると、登る壁が見えてきます。
 標高差300メートルの壁なので、当然ながら300m下降して取り付きます。



 こんなガレ場でも花が咲いています。
 ドロミテは6月下旬から7月上旬が花のベストシーズンです。



 80年以上前に初登攀されているルートなので、凹角やクラックなど、岩場の弱点を突きながら登ります。
 残置ハーケンもありますが、基本的にはカムなどで自分で支点を取りながら登ります。



 今日は他のガイド仲間と加藤がすぐ隣のラインを登っていたため、お互い写真を取り合うことができました。



 加藤たちが登っているのはピアッツァ・ルート。ピアッツァさんが初登攀したルートです。
 今回、僕らのパーティが登っているのはマリア・ルートですが、これも初登攀はピアッツァです。
 実はピアッツァの奥さんの名前がマリアで、80年近くたった今でも、そしてこれからもこの二人は隣り合ってゆくのでしょ う。



 ちなみに・・・、ピアッツァとマリアの息子さんは、去年僕らが借りたアパートのオーナーでした。
 彼は登山もクライミングもしていないのですが、お父さんから「お母さんのマリアの名前を付けたルートがあるんだ」と聞 いていたそうです。しかしそれが何処にあるのかも知らされず、お父さんの名前のルートと隣り合っていることも、昨年僕ら が話すまでは知らなかったようです。



 それにしても、いくら岩場の弱点を突いて登っているとはいってもこの傾斜を80年以上も前に登るのはスゴイことです。



 傾斜も強く、装備も貧弱なのに、よく登れたものです。
 それに比べれば、今の装備、環境で登るのはたやすいことでしょう。



 ドロミテは基本的にはフェイスクライミングです。ルートファインディングがクラックルートに比べると極端に難しくなります。
 登れるところを登ると、その先が大変な状況になっていたりします。
 先の先を読んで、ルートを探します。



 そんな訳で、上部はトラバースです。
 ドロミテのルートは、特にクラシックルートではトラバースも多く、ルートファインディングが複雑なだけでなくプロテクション ワークや登る技術自体も比較的高いレベルを要求されます。



 10ピッチ以上登って、最後はあそこのロープウェイ頂上駅を目指します。



 ポルドイ・マリアカンテの最後のホールドは、頂上駅の鉄骨です。
 この左、数メートルのところにゴンドラが止まっています。




 先にゴンドラで降りた加藤たちが、ゴンドラの中から撮った写真です



 ドロミテの展望台と言われるだけ、景色も良く、観光客も大勢います(今日はまだシーズン早々なので少ないです が・・・)。
 最後は皆の視線を浴びながら、柵を越えて終了です。



7月6日 ヴィアフェラータ 


 ドロミテに来たからにはやはりヴィアフェラータも経験したいというご希望で、セラ山群でも人気のコースへ行ってきまし た。
 


 看板の写真ですが、右下のP(駐車場)から真ん中の黄色い線を登ります。
 標高差600m、登り4時間、下り2時間のコースです。

 ヴィアフェラータというのは、岩壁にワイヤーを張り巡らせて、それを手掛かりにすると同時に専用の道具を使って安全も 図りながら登山をする遊びです。

 

よく日本の鎖場と同じようなものとして捉えられていますが、それよりももっと合理的で安全を図れる分だけ、想像もつか ないような大きくて傾斜の強い岩壁にコースがあったりします。

 元々は第一次世界大戦での激戦地となったドロミテの岩山を要塞化した際、軍隊の移動を容易かつ安全に行うためにワ イヤーが設置されました。そんな「戦争遺産」を再整備して観光目的に利用しているのがヴィアフェラータです。



 繰り返しになってしまいますが、日本の山の鎖場とは似てはいますが、全くの別物で、規模もレベルも大きな差がありま す。日本にもこんなヴィアフェラータのシステムがあれば登山はもっと面白くなると思います。実際クライミングに慣れてい る僕らであっても十分楽しめる内容です。
 雪山はやらないし、クライミングも少ししかしない。でも北アルプスは大好きで、アルプスに行ってみたいと思う方は是非ド ロミテでヴィアフェラータを体験してほしいと思います。



 ヴィアフェラータというのは大きく分けて2つに分類することができますが、1つはアトラクション的に作られたもの。例えば シャモニやツェルマットにあるようなヴィアフェラータはアトラクション的なヴィアフェラータです。そして、もうひとつのヴィアフ ェラータというの純粋に山頂を目指したり、壁を登るために設置したものです。ドロミテにはそんな純粋なヴィアフェラータが 多いのも特徴で、今回のコースも純粋に壁を登るためのヴィアフェラータです。



 ルート下部は、足慣らし的なヴィアフェラータが標高差100メートルほど続き、その後岩の間を抜けて本編へ移動します。


 
 目指すは真ん中にある滝で、そのわきから右上に壁を登って行きます。



 小さいですが、滝と登山者の間に人が集まっているのが見えるでしょうか?
 あそこがルート本編の始まりです。上の写真と比べると、ルートの大きさがよく解ると思います。



 ワイヤーを辿って、ガシガシ上ります。



 まだまだ登ります。



 ワイヤーだけでなく、梯子もあります。
 でも、梯子のあるところは傾斜が強く、オーバーハングしていることもあります。




 トラバースも当然あります。



 降りかえれば、南チロルの景色が広がっています。
 中央左の岸壁は、サッソ・チアンパック・標高差500m(頂上までは600m)。
 翌日登りに行く予定の壁です。



 延々とワイヤーを辿ること3時間。
 漸く頂上台地が見えてきました。



 しかしこのルート、ここからが核心で、更に傾斜を増してまだまだワイヤーが続きます。



 ワイヤーが終わると、定番の吊り橋です。
 吊り橋もヴィアフェラータではよく出てきます。



 長くて傾斜の強いワイヤーを延々3時間以上も辿り壁を抜けて、吊り橋を渡るとやっと終了です。



 最後は頂上台地をトレッキング♪



 頂上台地荷には山小屋。



 小屋の裏には湖。



 さらなる岩峰、岩壁群が広がっています。



 台地上は下山路だけでなく、トレッキング道が縦横に広がっています。



 下山もまだまだヴィアフェラータ。
 ・・・危険な登山者がいるのは日本だけでは無いですね。



 下山路も壁に囲まれています。
 この辺りもマルチピッチルートは無数にあり、ほとんどが400メートル以上、5.10〜5.12後半まであります。
 もちろん、全部日帰り、アプローチ30分程度です。



7月7日 サッソ・チアンパック 12ピッチ500メートル


 サッソとはイタリア語で岩。
 つまり、今日はチアンパックの岩の塊へ行ってきました。



セラ山群の裏側、ガルデナ峠にある岩壁群で、いわゆる南チロルのエリアにあたります。
あまり日本の方に会うことはないドロミテでも、こちらの方まで来られる方は稀なのか、出会った事がありません。


 
 アプローチは草原の中、快適なトレッキング道を進みます。



 バックはセラ山群の連なり。
 昨日のヴィアフェラータコースもあの辺りです。



 しばらく進むと、目指すチアンパックが見えてきます。
 今回のコースはチアンパックのオールドサウスフェイスというルートで、標高差500メートルをグイグイ登る楽しいルートで した。
 


 壁に向かって草原を抜けると、更に景色が広がります。



 ルートは各ピッチ45〜55m。
 プロテクションのほとんどはカムと、若干の残置ハーケンを利用します。



 オールドサウスフェイルはいわゆるクラシックルート。
 難しくはないのですが、ルートファインディングがやはり困難です。



 上手く弱点を狙ってのグイグイと高度を稼ぎます。



 傾斜は強い部分もありますが、ホールドが大きいので楽しく登れます。
 バックの薄かぶりの黄色い壁には、5.12後半が連続する15ピッチ以上のルートがあります。



 標高差500m+簡単なクライミングで頂上に達します。



 頂上は岩の台地になっています。



 下山はその頂上台地を水平移動です。



 水平移動から峠を越えて違う谷へ。



 この緩やかな谷にも岩壁群が続きます。



 さらに、二つ目の峠を越えると、小岩峰群を縫うように加工を始めます。



 岩峰群を縫うようにとられたトレッキング道すすみます。
 この辺りの小岩峰群も、大きなものは80メートルほどあり、幾つかはルートもあるため岩峰のトップに立つことができま す。

 下山は2時間以内。
 快適で人気のトレッキング道を歩いて下山できます。

 チアンパックには、解っているものでクラシックルート5本、フリールート2本。
 どのルートを登ったとしてもそのルート自体がドロミテでもトップクラスの質であり、下山の快適さ雰囲気も含めたら、ここ も是非訪れるべきところでしょう。

 

7月8日 シタデイサッシ 昼過ぎAさん帰国のためヴェネチアへ移動 


 Aさんが短いドロミテの日程を終えて、今晩空港へ移動の予定。
 ちょうど今日の午後から天気が悪いため、午前中にフリークライミングのマルチピッチルートを目指しましたが、訳あって 転戦。シタデイサッシでのショートルートになってしまいました。

 5.9〜5.11a程度を5本ぐらい登って終了。


7月9日 Cさん帰国のためヴェネチアへ移動


Aさんはドロミテ滞在5.5日間+移動2日間
Cさんは滞在7.5日+移動2日間

比較的短い期間ではありましたが、ほぼ毎日行動できて楽しく登れたと思います。
クライミングは楽しいものだという事を、感じていただければ幸いです。




山岳ガイド・ミキヤツ登山教室


 山岳ガイド・ミキヤツ登山教室は、加藤美樹、久 野弘龍がそれぞれ主催する個人ガイドの集合体で す。
 
 日本山岳ガイド協会認定のもと、それぞれ山岳 ステージ2、国際山岳ガイド資格を保有し、ガイド 業を行なっています。




 私たちは、ガイド業を通じて技術や道具、登山情 報を、過去の慣習や過去の経験ではなく、現在の 経験に基づいた現場情報を提供することで、登山 をする方が安全に楽しめることを目標としていま す。

 ガイド業務中には皆様の安全を図ることはもちろ ん、、講習会や行動しながら登山技術を伝えること で、ご自身で行く登山をサポートします。

 これらのことを実現するための手段がガイド業で あり、皆様に提供する情報を得るために現在もプラ イベートでのクライミングを続けています。 




主なガイド・フィールド

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加藤美樹・久野弘龍

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